予防接種とは

予防接種のイメージ写真

予防接種は、細菌やウイルスなどの病原体からつくったワクチンを接種することによって特定の病気になりにくくする目的で行われます。また、たとえその病気になったとしても軽く済む効果も得られます。使用するワクチンは、感染症の原因となる各種の細菌やウイルスの病原性を弱めたり、それらを無毒化したりしてつくられます。当クリニックでは、インフルエンザや肺炎球菌などのワクチン接種を受けることができます。希望される方は、事前にご予約のうえ、指定日時にお越しください。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは、インフルエンザウイルスへの感染による疾患です。発症すると38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。一般的な風邪と同じように、喉の痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。高齢者や基礎疾患がある人の場合、重症化して入院治療が必要になるケースもあります。こうしたリスクを減らすには、流行前にインフルエンザワクチンを接種しておくことが大切です。なお、このワクチンは接種してから効果が出るまでに約2週間かかります。日本では、インフルエンザが例年12月~翌3月頃に流行するので、遅くとも12月上旬までには接種しておくと良いでしょう。

肺炎球菌ワクチン

肺炎の主要な原因菌である肺炎球菌による感染を予防します。2026年4月より、定期接種で使用するワクチンが「23価」から、より予防範囲の広い「20価(プレベナー20)」へと変更されました。
神戸市から届くハガキの色も、2026年3月末までは「オレンジ色」、4月からは新制度用の「紫色」へと変わります。過去に23価ワクチンの接種を受けたことがある方は、新ワクチン(20価)の接種については医師にご相談ください。再接種を希望される場合は、原則として5年以上の間隔を空ける必要があります。

帯状疱疹ワクチン

50歳以上の方を対象とした神戸市の定期接種(公費助成)が実施されています。年度ごとの対象者には、例年6月末ごろに神戸市より接種券(ハガキ)が送付されます。助成を受けられる期間は当該年度内に限られますので、ハガキが届きましたら期限内にご予約ください。

このような方は事前にご連絡ください

予防接種を希望されても高熱などがある方の場合、受けられないことがあります。そのため、事前に下表の各項目をチェックいたします。これらの各項目に当てはまる方や、何か心配なことがある方は、必ずご相談ください。また、1カ月以内にほかの予防接種を受けている場合は、前回受けている予防接種の種類によって必要な間隔が変わりますので、予約前に問うクリニックにご相談ください。

  • 熱(37.5℃以上)のある方
  • 重い急性疾患を起こしている方
  • 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患などで治療を受けている方
  • ワクチンに含まれる成分に対するアレルギーのある方
  • 予防接種後2日以内にアレルギー症状が出たことのある方
  • これまでに痙攣を起こしたことがある方
  • 過去に免疫不全の診断がなされている方 など

予防接種後の注意点

予防接種後の30分程度は、当院にそのまま留まるか、一人きりにならずに医師とすぐに連絡がとれるようにしておきましょう。なお、微熱が出たり、接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛むことがありますが、通常は2~3日で治まります。ただし、体調が大きく変化したときなどは、すぐにご連絡ください。

費用

肺炎球菌(20価) 15,000円
(定期接種・助成適用時の自己負担 6,000円 or 0円 ※1)
帯状疱疹(弱毒化ワクチン) 8,200円
(定期接種・助成適用時の自己負担 4,000円 or 0円 ※2)
帯状疱疹(不活化ワクチン) 21,000円
(定期接種・助成適用時の自己負担 10,000円 or 0円 ※2)
風しん 6,000円
(一部対象者には神戸市より2,500円の補助あり)
麻しん・風しん 10,000円
(一部対象者には神戸市より2,500円の補助あり)
新型コロナウイルス 15,000円
(定期予防接種の場合は自己負担8,000円)
B型肝炎 5,000円
10-1月のみ実施(料金は2024-5年シーズンの価格です)
インフルエンザ 2,500円
(定期予防接種の場合は自己負担1,500円or0円)
(一部対象者には神戸市より2,000円の補助あり)
経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト) 7,000円
(一部対象者には神戸市より2,000円の補助あり)

※1 肺炎球菌:2026年4月以降、定期接種の自己負担額が6,000円に変更される予定です。接種には神戸市発行の紫色のハガキが必要です。

※2 帯状疱疹:神戸市から届く接種券ハガキ(一般の方は白色、無料対象の方は水色)が必要です。期限を過ぎると全額自己負担となりますのでご注意ください。